私は普段、3DCG動画を制作し、それを最終的にYouTubeへアップロードして公開しています。
映像制作というのは、試行錯誤の連続です。しかし、その過程こそが一番面白く、クリエイティブな時間でもあります。
Blenderでのモデリングとレンダリング
まず最初の工程は、Blenderによる3Dモデリングです。
オブジェクトの形状を丁寧に作り込み、質感・ライティングなどを設定した上で、FBXファイルとしてレンダリング出力します。
この段階で、作品の世界観や空気感が決まるため、最も集中する時間でもあります。
Unityでのマテリアル設定と動作調整
次に、出力したFBXファイルをUnityにインポート。
マテリアルの再設定や、開始位置・落下地点・衝突判定などを細かく調整します。
オブジェクトが現実的に動くかどうかは、ここでの設定次第。
そして、完成したシーンをクラスター(Cluster)へアップロードします。
メタバース上でのアバター操作と撮影
仮想空間にアップロードした後は、自身のアバターを動かして、作品世界の中を実際に歩きます。
まるで自分が作り上げた空間の中に入り込むような、不思議な感覚。
その様子をOBS Studioで録画し、動画素材として保存します。
VOICEVOXで音声制作とPremiere Proで編集
映像に合わせたナレーションは、VOICEVOXで作成。
AI音声の自然さと安定感があり、映像の雰囲気にも合わせやすいです。
最終編集はPremiere Proで行い、映像・音声・エフェクトを組み合わせて完成版に仕上げます。
ここで初めて、作品が「ひとつの世界」として立ち上がる瞬間です。
YouTubeで公開し、フィードバックを得る
完成した動画はYouTubeにアップロードし、色んな人に見てもらいます。
一旦アウトプットする事で学ぶことも多く、新たな発想や改良点が見えてきます。
こうして一歩ずつ、自分の表現を進化させていくのです。
今後の展望|不動産管理×3DCGの可能性
現在は、3D制作のスキルを活かして、不動産管理業務への応用も模索しています。
仮想空間上で物件を再現し、現地に行かずに内覧や説明を行う──
そんな未来が、もうすぐ現実になろうとしています。
これからも3DCG制作の過程を記録しながら、仮想空間の可能性を追求していきます。
動きながら、考えながら、次の名案を形にしていく。
そんな挑戦の記録を、これからもこのブログで綴っていきます。
まとめ
- Blenderでモデリング・FBX出力
- Unityで設定・Clusterにアップロード
- OBS Studioで撮影、VOICEVOXで音声生成
- Premiere Proで編集、YouTubeで公開
3DCG動画制作は、技術と感性が融合する世界。
まだまだ試行錯誤の途中ですが、だからこそ楽しい。
次の作品も、また新たな挑戦として、形にしていきます。