ふとした瞬間に、古き良き時代を想い浮かべ、懐かしく思うことがあります。
20年ほど前、伝説のディスコ「キサナドゥ(XANADU)」が青山に復活した時、私は何度か足を運びました。あの頃の熱気や一体感は、まさに青春の一部そのものでした。
現在は横浜・関内のライブハウスへ
最近では、横浜・関内のライブハウスに定期的に通っています。
私が行くお店は、年齢層がやや高めで、ソウル、ロック、ポップスなどジャンルを問わず、さまざまな曲が生演奏や映像で流れます。
フロアでは、年配の方々がロカビリー、ツイスト、ソウルステップなど、かつてのダンススタイルで楽しんでいるのです。
中には、老夫婦がペアでタップダンスを披露する姿も。
みなさん、自分の青春時代を音楽とともにもう一度取り戻しているようでした。
私の青春時代 ― ディスコ全盛期の熱狂
私は1970年代後期から1980年代中期にかけて、ディスコに通い詰めた“ソウルミュージック派”でした。
六本木の「スクエア」、そして芝浦の「東京ベイゴーゴー」など、あの時代のディスコには音楽と情熱が溢れていました。
当時は1,000円〜2,000円でフリードリンク・フリーフード、そして朝まで踊り明かす…そんなエネルギッシュな夜を過ごしていました。
今、踊ってみても“何かが違う”と感じる理由
今も音楽は好きで、リズムに乗って身体を動かします。
ですが、どうしてもあの頃のように“心の底から燃える感覚”には戻れないのです。
おそらく、それは一緒に踊っていた仲間たちも年を重ね、もうあの時代の「勢い」や「熱狂」を共有できないからでしょう。
懐かしさだけでは続かない ― 同窓会にも似た感覚
同窓会に行くときも、最初は懐かしく盛り上がります。
しかし、時間が経つと話題は尽き、どこか物足りなさを感じることも。
結局、今も新しいことに挑戦し続けている人との方が、会話も心の通いも続くのだと感じます。
懐かしい音楽と、今の自分をつなぐ場所
ディスコの復活イベントやライブハウスは、懐かしい音楽を通して、過去と現在をつないでくれる場所です。
しかし、あの頃と同じ気持ちにはなれない。
それでも、今の自分に合った形で音楽を楽しみ、人とのつながりを感じられるのは、とても幸せなことです。
まとめ ― 時代は変わっても、音楽が心を動かす
「キサナドゥ」や「東京ベイゴーゴー」で踊った日々は、もう戻りません。
けれど、あの時のリズムや光景は、今も心の中で生きています。
年齢を重ねても音楽がある限り、人生はいつでも“リズムに乗れる”ものだと思います。
これからも懐かしいソウルやディスコサウンドを聴きながら、今の自分のリズムで踊り続けたいと思います。
🎵 音楽があったあの頃を思い出す ― そして今を楽しむ。
それが、人生の最高のリズムです。

