那須の山で起きた、忘れられない蜂刺され事故
一昨年のことです。
実弟と一緒に那須町の山に入っていた際、黄色スズメバチに刺され、大変な目に遭いました。
自然の中ではよくある出来事、と軽く考えていましたが、その時の反応は明らかに普通ではありませんでした。
蜂刺されがきっかけで受けたアレルギー反応検査
この出来事をきっかけに、私たちはアレルギー反応検査を受けることにしました。
アレルギー検査は、治療行為の延長ではないため、基本的に自費扱いになります。
正直なところ、料金は「結構高い」と感じました。
もし治療の流れの中で行われていれば、保険適用でかなり安く済んだはずです。
このあたりは、制度として少し分かりにくい部分だと思います。
弟に出た、命に関わるレベルのアレルギー反応
弟は、最初に刺されてから約1か月後、再び黄色スズメバチに刺されました。
検査の結果、もう一歩でアナフィラキシーショックに至るレベルのアレルギーが検出されました。
「次は本当に危ない」
そう医師から告げられ、蜂アレルギーが決して軽視できないものだと実感しました。
私に見つかった、別の深刻なアレルギー
一方、私は蜂によるアナフィラキシー反応は問題ありませんでした。
しかし、検査を進める中で、別の問題が明らかになります。
それが、重度の花粉アレルギーと、青み魚に付着するアニサキスによるアレルギーでした。
花粉アレルギー治療「ゾレア」という選択
花粉アレルギーに関しては、今年1月末から筋肉注射「ゾレア」の治療を開始しました。
この治療は、誰でも受けられるわけではなく、重度の症状がある人のみが対象になります。
約2週間に1回、4月末頃まで注射を続けます。
費用は1回12,700円(体重によって変動)と、決して安くはありません。
効果を優先すると、どうしてもコストは跳ね上がります。
青み魚アレルギーとの現実的な付き合い方
日頃の主食とも言える生魚ですが、アニサキスアレルギーが分かってからは、
衛生管理が徹底されている、信頼できる店でしか食べないようにしています。
それでも、完全に避けるのではなく、「食べ過ぎない」という意識を強く持つようになりました。
価格と食の安全性は比例するという考え
私は、日本では価格と食事の安全性はある程度比例していると思っています。
魚に限らず、無添加・無農薬・国産といった条件を満たそうとすれば、
どうしてもコストはかかります。
安くて良いものを安定して提供するのは、現実的に難しいはずです。
そのため、あまりに安すぎる食堂や店舗には、自然と慎重になります。
腸を整える食生活と、譲れない魚
腸の調子を整えるために、小麦や油を控えることは、ある程度できています。
しかし、青み魚を控えるとなると、正直かなりきつい。
体に良いと分かっているものほど、制限がかかるのは皮肉なものです。
情報があふれる中で、答えが見えない現実
青み魚アレルギーの対策について調べても、
どの記事も似たような内容で、はっきりとした共存の答えは見えてきません。
どこか「奥歯に物が挟まったような結論」ばかりで、
最終的には自己判断と自己管理に委ねられていると感じます。
注射治療が教えてくれる現実的なコスト感覚
話は注射に戻りますが、花粉のゾレア注射に加え、
本日打った帯状疱疹の筋肉注射「シングリックス」も、
11,000円×2回が必須です。
コロナ治療もそうですが、
「より高い効果」「より確実な予防」を求めると、
医療費は一気に高額になります。
身体の変化を受け入れながら、現実的に生きる
年齢とともに、体質は確実に変わっていきます。
アレルギー反応は、ある日突然、生活の前提を変えてしまいます。
完璧な答えはなくても、自分の身体と対話しながら、
現実的な選択を積み重ねていくしかありません。
那須の山での蜂刺されは、
そんな「身体との付き合い方」を考える大きな転機になりました。

