湘南でアンティーク家具を探す日々
湘南に移住してからというもの、私は時間を見つけてはアンティーク家具を探しに出かけています。
目的は「単なる家具」ではなく、空間そのものを変える“本物のクラシック”です。
お気に入りのアンティークショップ
定期的に訪れるお気に入りのショップがいくつかあります。
特に良く行くのが、静岡県伊東市の「ASTON」と、葉山の「LEAF HAYAMA」。
どちらも、価格が比較的手ごろでありながら、丁寧に選び抜かれたヨーロッパのアンティーク家具を扱っているのが魅力です。
他にも、「アートハウス21(横浜青葉店)」「コマチ家具(大和)」「佐倉マナーハウス(千葉)」も素晴らしいショップです。
ただし、ここはしっかりとした高級アンティークなので、それなりに価格は張ります。
しかし、良い家具は一生モノ。丁寧に手入れをして大切に使えば、時を経るほどに味わいが増します。
リアルクラシックへのこだわり
実は一時期、「ASHLEY」のビンテージ風家具を購入寸前までいったこともあります。
価格は魅力的でしたが、最終的にはやはり「リアルクラシック」にこだわることにしました。
本物のアンティークが持つ重厚感と存在感は、やはり特別です。
最近では、クラシックスタイルの再現にこだわった100年後のアンティーク家具という考え方にも共感しています。
時代を超えて受け継がれる家具——そんな一脚や一台に出会うことこそ、私の理想です。
![]()
空間を整えるという楽しみ
新しい家具を迎えるときは、まず置く場所を確保するために大掃除をします。
余計な物を徹底的に片づけ、生活感をなるべく排除する——この時間もまた、私にとって大切な儀式です。
横浜山手の洋館から得るインスピレーション
そしてもうひとつ、毎年欠かさず足を運んでいるのが、横浜山手の洋館群。
特に、クリスマスシーズンの「ベーリック・ホール」「エリスマン邸」「イギリス館」「外交官の家」「イタリア館」などは、アンティーク家具とクラシック装飾の最高の教科書。
各国の文化が融合したインテリアや、照明と家具の組み合わせを眺めるだけで、次に自宅に取り入れるアイデアが湧いてきます。
時間をインテリアにするということ
アンティーク家具は、単なるインテリアではなく、「時間をインテリアにする」楽しみだと感じています。
一点ものとの出会いは一期一会。これからも、自分の感性を信じて少しずつ集めていくつもりです。

