人生において「楽しむこと」は、単なる娯楽ではなく、生きるための大切な力だと思います。
楽しいと感じられる時間があるからこそ、苦しみを乗り越えた先に笑顔が待っていると信じることができ、結果として粘り強くなれる気がします。
楽しむ力が人を強くする
「楽しい」と思える心の余裕は、挑戦を続けるための原動力になります。
努力や忍耐は大切ですが、そればかりでは息が詰まってしまう。
どんな困難も“楽しむ視点”を持つことで、乗り越えるエネルギーが生まれます。
私は、陸上の為末大さんのインタビュー記事が印象的でした。
彼はこう語っていました。
「才能がある成長期の中学生に厳しい練習を課して優秀な記録を出させることは、実はそれほど難しい事ではない」と。
才能の“前倒し”が生む落とし穴
国際大会では日本の中学生や高校生が好成績を残すことも珍しくありません。
しかし、骨の成長期が終わっていない段階でフォームを固定し、過度に追い込んだ練習を続けると、身体の成長にフォームが対応できなくなってしまう。
業界ではこれを「固める」と言うそうです。
短期的には記録が出ても、長期的には伸び悩む。(早熟)
高校生の段階でピークを迎えてしまうと、その後成績が伸びず、周囲の期待も薄れていきます。
やがて「競技が楽しくない」と感じてしまう。
才能の開花を焦るほど、本来の楽しさを失ってしまうのです。
中学2年で金メダルを取った水泳の岩崎恭子さんも、その後タイムが伸びず「競技が楽しくなくなった」と語っていました。
努力の上に咲く笑顔があってこそ、結果は意味を持ちます。
「楽しむ」ことが人生のエネルギー
英語では「Have fun!」や「Enjoy your life!」といった言葉がよく使われます。
カフェで「Enjoy!」と店員に言われるのも、ただの挨拶ではなく「この瞬間を楽しんでね」という温かいメッセージです。
武富士のCMでも「人生を楽しむ天才揃い」というキャッチコピーがありましたが、まさにその通りだと思います。
人生を充実させるためには、楽しむ力が欠かせません。
それは、「どんな状況でも楽しさを見つける姿勢」なのです。
苦しいことの中にも学びを見いだせば、それが生きる力となり、次の挑戦への糧になります。
まとめ|「楽しむ」は生きる知恵
人生は、ただ頑張るだけでは続きませんし、
時には肩の力を抜き、苦しみの中にも楽しさを見つけることが、長く幸せに生きるためのコツだと思います。
私は確信しています。
最も大切なのは「人生を楽しむこと」。
それが、どんな困難にも折れない心を育てる鍵だと思います。

