千葉・東金の空き地をどう活かすか ― 放置から活用へ
私たちが所有する不動産の中で、千葉県東金市に広めの長年放置された空き地があります。この土地は、もともと「山林」扱いのため、ほとんど税金が掛からないはずです。しかし実際は空き地の一部が近隣住民によって駐車場として使われており、税務署からは、一部の土地が「雑種地」として見なされ課税対象になっています。
長年の経緯と固定資産税の負担
この土地は約40年位前、近隣住民の方(現在は高齢)によって一部区画が駐車場として勝手に整備されました。その結果、山林ではなく、一部の区画が雑種地とみなされ、年額10,800円の固定資産税を私たちが支払い続けています。金額としては大きくありませんが、何もしないまま税金を払い続けるのは、やはりもったいない話です。
土地の使用と口約束の重要性
次回、この土地の維持管理の為に東金へ整備に行く際は、元役所勤めの実弟を通じ、無償で使用している近隣住民に「無償使用者が亡くなった際は、原状回復する」という口約束を交わす必要があります。実はこの土地、もともと私たちの叔父が近隣に土地を分譲した経緯もあり、相手は契約当時のこちら側の契約不備を言ってきます。揉めると非常にややこしい人物のため、相手に対し大きな動き(請求)をしてこなかったという事情があります。
地代を取るリスクと長年の放置
仮に地代を請求すれば、借主側が権利を最大限に主張し、トラブルに発展する可能性もあります。さらに、他にも長年放置してきたことで、空き地の周辺住民複数が自分の家に隣接する一部の土地を自分の敷地のように畑として使っている状況です。(駐車場以外は、課税対象ではないので現在とりあえず許可)
これは、放置してきた私たち側にも責任があります。
初めての大規模整備と今後の展望
昨年管理を引き継ぎ、初めてこの土地に本格的に足を踏み入れました。広大な敷地には篠竹がびっしりと生い茂り、伐採や伐根などの作業にかなりの時間と労力をかけました。とはいえ、今のままではとても買い手がつく状態ではありません。整地や草木の処理が不可欠です。
最終段階へ ― 活用のための戦略を練る
「早く処分したい」という思いはあるものの、売却や活用のためにはもうひと手間かける必要があります。次回の整備作業を終えた段階で、何らかの具体的な戦略も見えてくるかもしれません。現時点では明確なアイデアは浮かんでいませんが、いよいよ土地の整備は最終段階に入ろうとしています。

