鎌倉・大船のアパート運用について
私たちは、鎌倉市大船に小さな2階建ての木造アパート(2世帯)を所有しています。決して大きな物件ではありませんが、長年にわたって親族の資産のひとつとして守ってきた場所です。
駅から遠い物件ならではの苦労と学び
この物件は、駅から少し距離があるため、正直なところ「入居者がすぐに決まる」というタイプではありません。実際、過去には数か月間空室が続き、思うように入居が決まらず、内心とても不安だった時期もありました。不動産を所有していると、こういった空室期間は避けて通れないものだと痛感しました。
もともと私自身、投資物件は、「駅近がいいな」と思っています。しかし、この鎌倉のアパートはその“理想の条件”とはまったく逆です。駅からは遠く、周辺に大きな商業施設があるわけでもありません。ただし、その分家賃は手頃で、室内は1LDKと比較的広く、リビングもゆったりしています。
立地が悪くてもニーズはある
この条件がうまくはまったのか、現在の入居者はバイク通勤や通学をしている方たちです。車を持たず、生活コストを抑えたいというニーズと相性が良かったのだと思います。「駅近でない=不利」とは一概に言えないことを、この物件を通して学んでいます。
今後は管理の質を上げていく
空室の時期を経験したことで、これからはより積極的に物件の管理に目を向ける必要性も感じています。定期的な見回りや清掃、ちょっとした修繕をするだけでも、物件の印象は大きく変わります。管理がしっかりしている物件は、それだけで入居希望者に安心感を与えられます。
このアパートも、放置するのではなく、大切な「資産」として丁寧に育てていくことで、長く安定した収益を生んでくれると思っています。

