ここ2年ほどで、自分の周りの土地建物の所有権移転登記や相続登記を多数、司法書士を使わずに自分で行いました。
最初は少し不安でしたが、慣れてくると驚くほど簡単です。
登記に必要な基本書類は以下の通りです。
登記申請書
登記原因証明情報
評価証明書(登録免許税を決めるため)
譲渡人:印鑑証明書(申請書の印の担保)、登記権利書
受取人:住民票(固定資産税の徴収先を明確にするため)
委任状を除けば、このあたりをそろえるだけで申請可能です。
法務局のホームページには**雛型(テンプレート)**も用意されているので、慣れると本当にスムーズです。
登記権利書がない場合の注意点
登記権利書を紛失している場合は、司法書士に頼むとスムーズですが、本人申請でも可能です。
その場合は、法務局から特定郵便で本人確認が行われるため、多少時間がかかります。
氏名・住所変更登記はさらに簡単
相続や売買に比べると、氏名・住所変更登記はもっと簡単です。
ポイントは「申請書の記載内容を証明するには、何の添付書類が必要か?」を考えること。
それさえ押さえれば難しいことはありません。
司法書士費用の節約にも
自分で申請することで、司法書士報酬が不要になり、かなりの節約になりました。
ただし、相続登記で関係者が多い場合や、海外在住者・認知関係など権利関係が複雑なケースでは、司法書士に依頼した方がスムーズでしょう。
調べれば、できる時代
今は、調べれば情報はいくらでも出てきますが、そうは言っても私も LEC東京リーガルマインド
で多少は、不動産登記の講義を受けた事があります。
登記とは別ですが、プログラミングでも、javaやPHPソースコードの誤りをChatGPTが瞬時に直してくれます。
ほんとうに、便利な時代です。

