生活スタイルの変化とこれからのこと
会社員だった頃、私は東京都大田区の一軒家に妻と暮らしていました。
駅が近く、どこへ行くにも公共交通機関で移動できる便利な場所でした。
退職後、妻は実母の介護のため湘南へ移り住むことになり、私も少し遅れて移転しました。
ただし、住民票だけは東京に残しています。
理由は、現在湘南の家は「高齢者が一人暮らし」という“てい”で、さまざまな公共サービスを受けているためです。
一方、妻は住民票を熱海に移しています。
これは、熱海で住民票を持たずに家を所有していると「別荘」とみなされ、別荘税が高く設定されてしまうためです。
住民として固定資産税を払った方が、結果的に安くなるというわけです。
東京暮らしのメリット
東京にいた頃は、駅近だったこともあり車は所有していませんでした。
その代わり、電車やバスでどこへでも気軽に行けたのが大きなメリットです。
昼間にコース料理を楽しみながらワインを飲めたり、大型スーパーも徒歩圏内にあったりと、利便性の高さは抜群でした。
どうしても車が必要なときは、レンタカーを借りれば済むので特に不便を感じることもありませんでした。
湘南での新しい暮らし
今は車を所有しています。
出先でお酒が飲めないという不便さはありますが、湘南には湘南ならではの魅力があります。
海が近いので、天気のいい日にはカフェに立ち寄ったり、鎌倉・逗子・葉山・横須賀・三浦方面へドライブを楽しんでいます。
三浦海岸近くには、利回りの良さそうな投資物件もあり、リノベーションして「たまに自分で住んでもよし、貸してもよし」という構想まで浮かびました。
実際のところ、素人が安易に手を出すとリスクも高いと思い、まだ踏み切ってはいません。
とはいえ、不動産は“縁”です。
いつチャンスが来ても動けるよう、これからもアンテナを張り続けたいと思っています。

