冬の間、どこで生きるか。沖縄滞在から見えた「暮らし」とイメージの差

旅・ホテル・食

冬の間をどう過ごすか、現実的な選択としての沖縄

現在、妻の実母は100歳です。近い将来、夫婦で冬の間(1月・2月・3月)を沖縄で過ごす生活を、現実的な選択肢として考えるようになりました。

ブセナテラスで感じた、滞在型の時間

先日、沖縄のブセナテラス「デラックスエレガントオーシャンフロント」に3泊4日で滞在しました。窓の正面に夕日が沈み、朝は曇っていると6時半でも外が暗い、不思議な感覚のある部屋でした。

以前、ハレクラニからブセナを眺め「いつか泊まりたい」と思っていた場所です。滞在中は価格が高くても、メインダイニングには一度は足を運びます。ハレクラニの「シルー」、ブセナの「ファヌアン」は、旅の記憶に残る時間でした。

移動する旅から、腰を落ち着ける旅へ

かつては小学生を連れ、那覇から北へ向かいながら毎日ホテルを変える探索型の旅もしていました。今は夫婦で一か所に滞在し、時間の流れそのものを味わう旅の方が心地よく感じます。

観光地を急いで回るより、車で農村地帯や地元のスーパーへ行き、地域の人と会話をし、15時にはホテルに戻る。そんな過ごし方が自然になっていました。

「冬の間、沖縄で暮らす」という現実的な検討

将来的に冬の間を沖縄で過ごす生活を考え、以前は400万円で民泊運営の権利を購入する説明会にも参加しました。しかし、冬の間にオーナーが独占的に使えるのか、稼働しない場合の管理費、家具や修繕など、細かな課題も見えてきました。

それなら、家具付きの1DKマンスリーマンションとマンスリーレンタカーを固定費として確保する方が現実的ではないかと迷っています。

長期滞在で見えてくる医療と食の問題

読谷村文化センターでは「大きな病院が近くにあるかどうかは重要」とアドバイスを受けました。長期滞在を考えると、観光以上に現実的な視点が必要になります。

また、3泊以上沖縄に滞在すると食事に悩むようになります。地元の方に普段の食生活を聞くと、豆腐やフライが中心で、刺身や寿司は高く、あまり食べないとのことでした。

新鮮な魚や海鮮系を好み、フライをあまり食べない自分にとって、沖縄の食文化との違いは、無視できない要素だと感じました。

気候を求めて北へ、西へと考えた結果

快適な気候を求め、夏は北海道の富良野や旭川、青森の弘前にも行きましたが、平地はとにかく暑い。結論として、北に向かっても平地は暑く、関東でも高地は涼しいという現実を実感しました。

富良野の農家の方に「北海道は食べ物が美味しいですね」と妻が言うと、「そうかな〜」と首をかしげられたのも印象的でした。

イメージと現実のズレに気づく

私たちは北海道の豊かな海産物、沖縄の美しい海といったイメージを膨らませすぎ、冷静さを欠いていた部分があったのだと思います。

沖縄の海岸部の店で「海は良いですね」と言うと、「毎日見ていればすぐ飽きますよ。変化のない日常です」と返された言葉も、強く印象に残っています。

それでも惹かれる沖縄・西海岸

やはり沖縄は西海岸が魅力的です。夕日の美しさ、海の表情、空の色。マンション価格やアクティビティの予約状況を見ても、人々の関心が西海岸に集中する理由がよく分かります。

以前、西海岸でパラセイリングを予約しようとすると満席でしたが、東海岸ではすぐ取れたこともありました。

そろそろ、結論を出す時期

真夏は熱海や那須でも良いかもしれない。冬の間をどう過ごすか、どこで暮らすか。イメージと現実の差を知った今、そろそろ何かしらの結論を出す時期に来ていると感じています。