私は現在65歳。
できればあと30年、95歳まで健康で、自分らしく生きたいと思っています。
私は今、不動産の管理をしながら、趣味として Blenderを使った3DCG動画制作 に取り組み、さらに「メタバース」などの仮想空間にも強い関心を持っています。
こうした未来的な世界に興味を持ったきっかけは、若いころに観た アメリカの名作ドラマ「新スタートレック」 でした。
未来への想像力をかき立てた「新スタートレック」
この作品には、いくつもの革新的なテクノロジーが登場します。
たとえば、物質を自在に生み出す「レプリケーター」、万能な解析装置「トリコーダー」、光速を超える「ワープ航法」。
どれも当時の私には夢物語のように思えました。
そして何よりも、今でも心をとらえて離さないのが「ホロデッキ(Holodeck)」です。
まるで現実そのもののような仮想空間を体験できるテクノロジー。
登場人物たちはその中で過去の時代を再現したり、トレーニングをしたり、人生を豊かにしていました。
「ホロデッキ」があれば、高齢者の人生はもっと豊かになる
私はいつも考えます。
もし「ホロデッキ」のような装置が実現すれば、 寝たきりの高齢者や身体に不自由を抱える方々も、
20代の頃のような体力・感覚で、自由に走り、旅をし、さまざまな経験を積むことができるのではないかと。
映画「アバター」では、主人公が仮想空間で再び体を取り戻し、豊かな人生を選びました。
「インセプション」や「マトリックス」でも、仮想空間での体験が人格や記憶に深く影響することが描かれています。
つまり、脳が本当に「体験した」と感じれば、それは現実と同じ価値を持つ ということです。
「思い出」は、人生の財産
私の信条は、
👉「人生は思い出の積み重ね」
です。
実際に体を動かさなくても、脳が鮮明に体験した記憶は、心を豊かにします。
テクノロジーが進化すれば、加齢や障害に関係なく、誰もが“新しい冒険”を楽しめる時代が来るかもしれません。
その未来を思い描きながら、私は今日もBlenderで仮想空間を作ったり、メタバースの世界を歩いています。
これは、私なりの 「ホロデッキのある未来」 への小さな一歩です。

